ゲームというカテゴリーについて

前にイラストについてえらそうにウンチクをいったみたいに続きます
それでもおｋな方は続きから↓

RuinaってフリーのＲＰＧやってて思ったんだけど、
良いＲＰＧって、想像の余地を残すこと、表現力に頼らないことってのが大きいと思う。
イラストっていうカテゴリーについても言ったけど、想像させる楽しみを内包するものは良いものが多いです。
結果論として、想像させる楽しみがあった、というバランスが重要なんじゃないかな、ってことです。

ゲームは、小説、漫画と同じように、行為を行わせる（読ませる、遊ばせる）ものですよね。
想像の余地がないと、させられている感（読まされてる、遊ばされてる）が強くなってしまい、どうしても楽しみが減算されていってしまいます。

つまり、（開発者がおもしろいと思う）物語が進むにつれ、（ユーザーにとって）面白くなくなっていってしまうわけです。
逆に想像する余地があれば、物語が進むにつれ、面白くなっていくわけです。

良いゲームはユーザーにとっては、あくまで「楽しいゲーム」でしかありません。
その「楽しい」部分を、昨今のゲーム開発者は勘違いをしているのかもしれません。



ちなみに、冒頭で取り上げたRuinaは、ＦＦＴに似ています。
ダンジョンは昨今のＲＰＧのようにぐるぐる回るようなものではなく、地図の要所要所に移動できるポイントがあります。
そして、ポイントごとに辺りを文章で表現してくれます。（これが想像する余地、なわけですけど）
イベントも、キャラクターグラフィックにほとんど頼ることなく、会話と文章で表現されます。
それによって、どういうやり取りなのかを想像するわけですが、面白すぎます。
やばい、フリーとは思えない。
某大手ゲーム会社は見習うべきですね。